こんにちは。vita colorataのchimensokaです。
今回は、Makuakeで先行販売予定の新作、コンパクト ラウンドファスナー長財布「girotto(ジロット)」は
なぜ生まれたのかについてのお話です。
まだプロジェクトページをご覧になっていない方はぜひこちらから!
ラウンドファスナー長財布に憧れ
レザークラフトを始める前からずっと「いつかこの長財布を使うんだ!」ラウンドファスナー長財布に憧れていました。
理由はシンプルで革の財布といえばこれ!という感じがしたからです。
それに青色や黄色、金色が好きで、「青い革にゴールドのファスナーがついているなんて最高!」とも思っていました。
レザークラフトを始めて、いざ自分で作ってみると、思ったよりも大きい…
そもそも財布に入れるものがありませんでした。
持ち運びも、ポケットには入らないので、バッグに入れていましたがスペースをとってしまいます。
「財布がもう少し小さければなぁ」と思うことがありました。
長財布を小さくしてみよう
私はレザークラフトをはじめて2年ほど、販売はまだ11ヶ月の駆け出しですが、
せっかくレザークラフトをしているので、自分の“欲しい”を形にしてみたいと思いました。
長財布の魅力とは
長財布の魅力といえば「収納力が高い」ところですが、
「お札を折らない・曲げないで収納できる」のが私の思う一番の魅力です。
二つ折り財布や三つ折り財布ではできないことだと思います。
そこでテーマにしたのが、
「魅力はそのままに、もっと持ち歩きやすく。」です。
一番悩んだお札のスペース
財布をコンパクトにするには、「お札のサイズに近づける」ことが重要です。
しかし、小さくしすぎるとお札が入れにくく、取り出しにくくなってしまいます。
お札をさっと入れられるようにするために「風琴マチ」を取り入れました。
一般的なマチとは違い、折り目が外側にあるので、お札が真ん中にきて出し入れがしやすくなっています。

マチだけでなく、横幅にも悩みました。
一万円札の横幅が16cmなので、最初の試作品は横幅を16.5cmにしましたが、取り出しにくいと感じ、17cmへ、17.6cmへとサイズ変更していきました。
財布を小さくすることが目的でしたが、お札の出し入れがしにくい、ストレスがたまるものは作りたくありませんでした。
最初の16.5cmから1cm大きくすることになりましたが、長財布の横幅は19~20cmであることが多いので、約2cm小さくすることに成功しました。

お札がスッと入ってサッと取り出せる。だけど財布は大きすぎない。
これは私の中でちょうどいいバランスだと思っています。
細かい部分まで「こんなものがあればいいのに」と思うことを詰め込みました。
「こんなのがあったらいいな」をつくる
私はまだ職人とは言えないかもしれません。
それでも、使ってくれる誰かが「これ、ちょうどいいな」と感じてくれたらうれしいなと思い、この財布をつくりました。
Makuakeで、この財布を先行販売いたします。
先行販売では、一般販売より早く、ちょっとお得にゲットすることができます!
もし、「ラウンドファスナーが好きだけど、ちょっと大きいな」と思っていた方がいたら、ぜひページをのぞいてみてください。